とがったものへの恐怖症は、ここにある漫画のように、その人を気絶させることがある。だれでも恐怖を感じるが、その恐怖心が異常で、正常な生活をいとなめないようなとき、これは恐怖症といえる。精神病理学者が、恐怖症の患者から見いだした、恐怖症の対象となる250以上の事例のうちのいくつかを、恐怖症の医学的名称で下に示した。
書物恐怖、ネコ恐怖、夜恐怖、笑われ恐怖、みつめられ恐怖、外人恐怖、糸恐怖、13恐怖、シゴト恐怖、おそれ恐怖...
「ライフ/人間と科学シリーズ 心のはたらき 1973」
漫画のドクターは、鋭利なメスが怖くて卒倒したのではない。彼が恐怖しているのは看護師の足なのだ。幼少のころ子豚に一蹴されたのがトラウマとなり、症例としてはじつに稀な「豚足恐怖」を疾患しているのである。





コメントする