度重なるウィルス攻撃により開発延期が報じられていた「narajin OS」の次期バージョンが、今月ついに正式リリースされる見通しとなった。もし実現すれば、なんと5カ月ぶりのアップグレードということになる。
「今回はあくまでバグフィクスを主体としたマイナーアップデートであるが、誰でも斬新なユーザ・エクスペリエンスを手に入れることができるだろう」と開発者の一人であるアラン・ゲイ氏は語る。
それでは注目すべき新機能をいくつか採りあげることにしよう。
バス乗り降り機能
市営バスに乗って駅前の「虹のマート」を巡回し、イカメンチを4つダウンロードしてホームに帰還するクローラー機能が追加された。バスの乗降でちょっと表情がこわばる障害が残っているものの、次のアップデートで解決できるという。
ドトール機能
これも以前から要望の高かった機能であるが、「ドトールでエスプレッソのSを注文してから禁煙席を確保し、安堵の表情をする」プラグインも追加された。レタスドッグを注文するスクリプトも当初予定されていたが、レタスドッグそのものがメニューから消えたため残念ながら実装は見送ったとのことだ。
「モルヒネ」搭載
コンシューマ向けの「Home Edition」とは別に、プロシューマむけの「narajin OS Premium」には、コードネーム「モルヒネ」として以前から噂されていた論理エンジンが実装された。ベンチマークテストでは26%ほどの幻覚力アップが確認されている。
今後の計画としては、長距離バスに乗って弘前を脱出する機能、電器のコジマで「Inspiron mini 12 ubuntuの展示品はないのか」と店員を困らせる機能などが予定されているという。
バンドルソフトも充実
また、今回のバージョンにはトライアル版としてフリーウェアがいくつか同梱されているため、よりファミリー向けの親しみやすい構成となっているようだ。
写経のごとく同じことばかり抜き書きするブログ・エディタ「narajin.net」や、どの曲にも「ワン・ノート・サンバ」の伴奏をつけようとする音楽ソフト「Bossa or Nothing」にくわえ、チラシ裏に嬉々として落書きするペイントソフト「鳥獣戯画」がバンドルされている。
また「パワポでコピペ」β版もインストール時にオプションとして選択できるが、ユーザは内蔵マイクに向かって「パワポ」と恥ずかしがらずに発音しないと起動できないため、起動に成功した例はいまだ報告されていないという。
これらのアプリケーションはすべて初回限定パッケージの特典として提供されるようだ。確実に入手するには会員登録(無料)が必要となるだろう。
メジャーアップデートに期待
narajin OSはオープンソース・プロジェクトとして世界中の有志によって開発が続けられており、費用はすべてドネーションによってまかなわれている。団体のオフィスには、へぎそばや山形そば、ラーメンや稲庭うどんなど開発に必要な物資が世界各国からFedExされているという。
なぜこれほどまでにnarajin OSは開発者の熱狂を集めるのか? ゲイ氏によれば、「なんのためにあるのかわからない」のがモチベーションを高めるのだという。また一方では、「Fuck The Windows」運動の一分派ではないかと欧米アナリスト達は分析している。
TIRED VISION誌より





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