無知が歓迎されるネット社会
ぼくにはいろんな師匠がいる。アジア師匠、ラーメン師匠、漬けもの師匠、ロボ師匠などへ素朴に問うのが人生の愉しみとなっている。
だから「爆問学問」を見ていると、いろんな学者さんの話をじかに聞ける二人がうらやましくおもう。専門をこえて横断的、編集的に知を探求する、という遊びに一生たわむれていたいとおもう。
ブログをやっててよく感じるのは、自分がわかっていることより、わからないことを書いたほうがレスも多いということ。素朴に問いを投げかけることで、受けとめる相手のなかの何かが起動し、レスすることで自分自身が学べるし、同時におすそわけにもなるからだとおもう。
ぼくらが待ち望んでいるものは、答えではなく、自分を発火してくれる火打ち石のような問いである。だからこそネット社会は、問うものを歓迎するのではないだろうか。
数学だってもっとも感謝されるのは、超難問を解いた人より、問題そのものを考えだした人であろう。もしもヨノナカのあらゆる現象を説明できる方程式をみつけた人がいたら、もう誰も超難問で遊べなくなってしまうから、その人は敬愛されるどころか、むしろ万人から憎悪されるのではないかとおもう。新たな問いを量産してこその名答であろう。
ネットのうま味をぞんぶんに享受したいならば、ソクラテスのようにひたすら問いまくればいいんだと、近ごろおもうようになった。
ヨノ師匠にきく
ナラ:ぼくはヨノナカがこんなになって、ああ、まえからこうなることはみんなわかってたのに、いやなことは考えたくないから、いろいろあるけどなんとかなるサというムードがあって。だから口あたりのいい、自分にとって心地よい話だけに耳をかたむけてやり過ごしてきた生き方があるんじゃないかと、思うんです。
そこでもっとしっかり現実を知りたいと思って新聞をよく読むようになったんだけれど、テレビや新聞からして巨大資本に買収されていて、記事自体にも株主のバイアスがかかっているんだとすれば、いったいどうやって信頼できる情報をつかまえていけばいいんだ、っていう問いからはじめなくちゃならないと思いました。
ヨノ:このへんの話は、大方の人にとってはつまらない、気が重くなる聞きたくもない話にちがいないと思っていたので(もしくはおかしい人扱いされるか)、話題に上らせることなく過ごしてきました。
お金の話やヨノナカのことについては、いろいろ話したいこと、意見を聞いてみたいことがいろいろあって...
ナラ:おカネのことだけでなく、宗教や死や医療のことも、ほとんどの人は考えようとしませんね。
ヨノナカきっかけリンク集
ヨノ:「日本人が知らない...」にアップされている、長野県の宮本さんの地域振興券についての建白書は、とても興味深いです。御上に意見をするときのもののいい方の参考にもなります。
ヨノ:シルビオ・ゲゼルの自由貨幣制度も、もっとよく知ってみたい。確か、キリスト教では利子を取ることを禁止しているけれど、お金に利子を付けることを始めたのは、ロスチャイルド一族だっけ?
ヨノ:小林よしのりは微妙に疲れてしまうので「わしズム」は読んだことがなく、なので「いまどきガリバー」も読んだことがありませんでした。
実際読んでみたら、今自分に感じてることと、ちょっと近いのかな...
ナラ:ガリバー旅行記はオリジナルからして社会風刺がきいてるから、しりあがりさんが目をつけたのも納得できますね...(続く)





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