記事のカテゴリ:

 

二度わらべの館

...人びとは老人を厄介者として扱い、能率主義の現代では、本来はとっくに捨てられている存在であるのに、お情けで面倒を見てやるものと考えている。

老人ホームなどでの、老人への対応が、まるで自分では何もできない弱者である子ども扱いであり、頭から不能者ときめつけている態度に、私はいらだちと憤りを覚えることがある。...

しかし、これには、老人のほうにも原因があるように思われる。「二度童(にどわらべ)の館」というようなところに収容されているお年寄りたちは、老賢人どころか、あまりにもぼけてしまい、いわゆる恍惚の世界をさまよっていて、一般の社会に生きている成人たちに迷惑かけどおしになっている。...

なぜ老人は、ただ身体的だけでなく、精神的にも弱くなってしまうのだろうか。人間には寿命があって、その寿命に近づくと、急速に身体的にも精神的にも衰えるというのはわかるが、これらの老人は寿命が切れかかっているとも思えない。あきらかに、老人性の心理的な病気にかかり、症状をあらわしているとしか思えない。

...想像力の枯渇した老人は、ただ死を待つより他はない。しかし、本来は、老人こそ、溢れるような想像力の持ち主であるべきだろう。

老人が一家の語り部であり、炉端の物語の中心人物であったのは、そんなに昔のことではない。今日でも、優れた物語作家は、しばしば老人であることが多い。...

現代の老人が、自らの場を失い、虚しく生きた自分の人生を悔いて、死んでも死にきれず、理性の抑制が弱まるとともに、あまりにも見苦しい老醜を人前にさらけだすことさえあるのは、悲惨である。...

秋山さと子『ユングの心理学  』 講談社現代新書

亡父ノート8 生きがいと働きがい

今回は亡父のカードから「生きがい、働きがい」「ライフワーク」という三つを抜き書きしておく。「生活設計」最...

亡父ノート7 男の設計図2「生き...

するべきことがあり いるべき場所があり 認めてくれる人がいる 父が病床にあったころ、よくこの三つを説い...

亡姉と亡父の天袋

父と姉の遺した書きものをヒマをみつけて整理している。二人とも数がとにかく多い。段ボール箱に詰まった日記や...

亡父ノート6 オーバー・ザ・ヒル...

今回は父のカード箱から「生活設計」のタグのついたカードを抜き書きしようとおもう。 生活設計を考...

亡父ノート5 男の設計図1

今回は「男の設計図」という小見出しのついたカードから抜き書きしておこうと思う。 40代=サラリーマンの...
 

レコメン魂

  • Kamikaze 1989
  • Pinnacles
  • 80年代TDサウンドの核 PPG
  • Exit
  • Hyperborea
  • FAMILIAR COMPUTING WORLD
  • EGGレコード抜き書き
  • Ignacio
  • Bruits et Temps Analogues