最後にひとつの問いを投げかけて終わりにします。次のような状況にある患者に、いったい音楽療法は何ができるのか。私と同じ病気になった人々をこれからどうやったら楽にしてあげられるか。私の事例をきっかけに血液内科でもっと音楽療法が活かされることを祈ってやみません。
寝てもさめても
目のまえの現実は
きびしい
こんなに苦しいのは人生でも
なかった
体が動かないこと
たいくつなこと
ゴハンがまずいこと
便が何度もでること
汗をかくこと
かゆいこと
夜 眠れないこと
目がつかれること
なんでも人の世話なしに
できないこと
不安なこと
この試練はかなりきびしい
なぜ自分がこうなったのか
わからない
何を学ぶのか
オフロに入る
髪を切る
鼻毛を切る
三重まぶたが二重にもどる
握力がもどる
座る
足が動く
歩く
自分でお便所できる
(2007年6月: 完全介護時の日記より)





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