「ジャイアンツが勝ったらコーヒーをいれさせていただきます」
今年のリーグ戦をタネに母と賭けが成立した。
わしもジャイアンツファンなのでホントはジャイアンツに賭けたいけど母が絶対ゆずるはずがない。
結果はご存じのとおりでまったく賭けになりません。あまりに一方的すぎてなんか母を虐めているような気がしてきた。
わしはテレビみてないけど、奥の部屋から拍手がさかんに聞こえると「今日は勝ってるな」とすぐわかるし、逆は通夜みたいに寂黙としているのでこれまたわかりやすい。
先日の3連発のときなど、いきなり息子の部屋の襖を開けて狂喜乱舞するし、翌日は朝から上機嫌だ。逆に負けた日は疲弊しきった虚ろな表情で正直うっとおしい。便秘と重なったときなど空気が最悪だ。
亡父も巨人狂だった。敗戦の翌朝も勝利を疑わず朝刊のスポーツ欄を開いていた。新聞の前で合掌してるんですよ。負けたってわかってるのに。
原さん、頼むから勝ってくれ。いまの調子だと珈琲がキライになっちまう。





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