朝六時起床。体温35.9℃。
二週間ぶりに病院へ行く。
まず腫瘍放射線科の受診。
「舌の組織がまだ回復していないな」と言われた。
ちかごろやっと白いゴハンや卵焼きとか味噌汁がそれらしい味になってきたが、どこか硫黄臭というか、変な臭味をかんじることがある。
続いて血液内科へ。受診の前に採血と点滴をした。周りに咳き込んでいる人が多い。神経を使う。
点滴はいままで2本だったのが1本になり、1時間ほど早くなった。片手の自由が奪われたのでiPodで青空文庫:寺田寅彦を読む。「科学者とあたま」「科学上の骨董趣味と温故知新」「学問の自由」など。「西鶴と科学」はなかなかに面白い。
お昼すぎにやっと受診。車椅子でなく、杖をついて受診室に入ったら先生が「ずいぶん足よくなったね」と声をかけてくれた。
「ちょっとWT1(腫瘍マーカー)が上がってきたね。ステロイドを7.5mgから2.5mgに減らしてみましょう」
「どれくらい上がってきましたか」
「いままで50くらいだったけど、140になってますね」
「再発だとどれくらいまで上がりますか」
「3ケタだねー。140だとマルクで見てもぜんぜんわからないよ」
「週末また熱出したんですけど、やっぱりGVHDですか」
「それでいいと思います。炎症反応(CRP)がちょっと出てますので。38度代が続くようだとこっちへ来てください」
ステロイドを減量することでGVHDが出るかもしれないが、再発を防ぐためにももうちょっと反応を出した方がいいとのことであった。いまも手足が赤く、皮膚が硬化してあちこちアカギレのようになっている。顔にでないのが不幸中の幸いか。体重はついに45キロを割ってしまった。入院当初からすると10キロ減。
次回は半月後の金曜日を予約した。
介護ヘルパーさんの間では、わしの主治医のイケメンぶりが話題になっている。「ポケットにいれたいくらい!」とワケのわからない盛り上がりぶりである。とくにオバチャンうけがムチャクチャよい。
会計にむかう途中、患者相談室の受付にお世話になった看護師さんが座っていた。「ちょうどnarajinさんのこと考えてたのよー」とシンクロニシティにびっくりした様子であった。「ニューヨーク研修はどうだったか」と訊ねると、ちょうどストの最中で大好きなミュージカルがまったく見れなかった、と悔しがっていた。
腫瘍放射線科:210円
血液内科 :26,290円
薬 :12,080円
---------------------------------
38,580円
点滴とステロイドが減ったぶん安くなった。
調剤薬局に寄り三時半に帰宅。飲み残しのコーヒーを一口啜ってから、マタギ飯と大根の味噌汁、卵焼き、サツマイモの天ぷら(夕飯の残り)を食べる。姉がDVD-R10枚450円を届けてくれた。スーパーの処分品だという。
7時20分。三年番茶を二杯飲む。サツマイモの天ぷらをつまむ。





コメントする