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痛みの効能

ここんとこ、発熱したり、皮膚に変な湿疹がでたり、関節痛で歩けなくなったりと、原因不明の症状が続いた。

とはいっても近ごろは何が出てきてもべつに驚かないというか、他人事のように眺めている。ストア的に。

でも痛みというのは有無をいわせないもので、それまでいくら機嫌がよかろうが、腹を立てていようが、鬱であろうが、単に「ひざ関節が痛い」というだけでその他の精神的なものなどすべて吹き飛んでしまう。歯が痛いときのことを思い出せばいいと思う。

変に悩んだりしているときは、この痛みがかえって救いになることをある。余計な考えがぜんぶすっとんでしまうから。

でもやっぱり痛いので痛み止めを打ってもらう。ここは病院なので深夜でもすぐ頼める。

「プログラフの血中濃度が高かったのではないか」
「ウィルスではないか」
「GVではないか」

などと諸説出ましたが、今はもう何も痛みも湿疹もどこかマガダ国あたりに行ってしまって、ここ数日はふつうに動けています。結局なんだったんだ、と考えるのもアホくさいので、ちかごろは早期症状だけ伝えて、あとは何も考えません。これは痛みから学んだ思考法だ。

やはりステロイドを一日50mg投与という異常な状態を1ヶ月も続けていると、無傷というわけにはいかない。いちいち気にしているより、好きなことをやってるほうが肺もラクだ。

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