プラス思考で次の一歩
孤独を感じることは誰にでもあると思います。私の場合はよくあります。もう何年かこの世界で生きてきましたから、出会う人は、先に私を「長谷川京子」というキャラクターで見ていることがどうしても多くなります。そこからごく普通に、フィフティーフィフティーのいい友人関係を築くのは、やはり簡単なことではありません。
でも、この仕事を選んだ以上、孤独を感じるのは性のようなもので、仕方がないし、それを「つらい」とは思っていません。
数年前、「ハセキョー」が大量に、無条件と言っていいくらいにメディアに露出されていたように思える時期がありました。もちろんそれは誰でもが経験できることではなく、ありがたいことです。ただ、息をつく間がなく、自分がどこに向かっているのか、どこへ向かえばいいのか、全く分からない状態でした。
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逆に最近は、時々あえて自分を「ハセキョー」と、客観視することがあります。もとっもと何にでも一生懸命になりがちで、その上、注目されれば次第に窮屈になる。そんな時、ハセキョーという"キャラ"として自分を少しゆるくとらえてみると、楽になるし面白いんです。
そうして以前より良い意味でがむしゃらではなく、余裕が出てきました。...
新しい仕事、環境に向かう時、私には「なんとかなる」と、根拠のない自信がわいてきます。自分に否定的になっては物事はマイナス方向へ進むだけ。「いいことを思っていれば、そこへ限りなく近づける」。そんな思いで私はいつも、次の一歩を踏み出すのです。(中略)
(女優)
東奥日報夕刊 2007年3月14日





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