現在、わたしはおそろしく孤独です。けれど、その孤独に夢中になってもいます。きっと孤独こそが、わたしが最後に愛する友なのでしょう。
わたしはあらゆるところで孤独で、ときには何日も、冬などには文字どおり何日も何日も、女性の郵便局長に「おはよう」と言う以外には誰とも話さないこともあります。
バランスを崩さないように、そして憂鬱にとりつかれないようにするのはなかなか難しいことです。何もかもが激しさを増します。おわかりでしょう? 孤独の素晴らしさのひとつに、それがあるのです。誰も、その激しさを壊すことはできません。
潜在意識が意識へと、どっと流れ込んでくる……。それが、孤独の歓迎すべきところです。潜在意識と意識との間に、境目はありません。絶えず気にしていなければならない人と話すとき、そんなときだけ、境目の存在を意識しますが。特にあなたがその人を愛している場合には、ね。
メイ・サートン著 落合恵子訳『わたしの愛する孤独 』p16 立風書房





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